もっと快適に食事がしたい!
歯を失ってしまったときの治療として一番歴史がありポピュラーなのは入れ歯治療ではないでしょうか? 多くの方が入れ歯をお使いですが、中には「合わない」「痛い」「よく噛めない」などのお悩みをお持ちの方もいらっしゃるようです。入れ歯に不満があると食事や会話を楽しむことができなくなってしまいます。それでは人生の楽しみが半減してしまうのではないでしょうか?
でもお口にぴったり合った入れ歯で、噛み合わせも整っていれば、入れ歯のお悩みは解消するはずです。合わない入れ歯でお困りでしたら、つくば市の「あらい歯科」にご相談ください。
入れ歯・ブリッジの特徴
失ってしまった歯を補う治療法には、残っている歯にバネをかける「入れ歯治療」、隣の歯を削って支台にする「ブリッジ治療」そして外科手術をして人工歯根を埋め込む「インプラント治療」があります。こちらでは、「入れ歯治療」と「ブリッジ治療」を比較してみます。
入れ歯治療 |
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見た目の違和感 |
バネが見えると入れ歯とわかってしまいます |
噛む力 |
あまり強くありません(部分入れ歯なら3~4割程度、総入れ歯なら1~2割程度との報告も) |
噛み心地 |
あまりよくありません |
味覚 |
歯ぐきが大きく覆われるので味や温かさ・冷たさを感じにくくなります |
治療期間 |
比較的短期間 |
治療後の問題点 |
歯ぐきや顎の骨が変化するので、時間が経つと合わなくなります |
ブリッジ治療 |
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見た目の違和感 |
セラミック素材でつくれば見た目がきれいです(自費診療) |
噛む力 |
ブリッジをかける歯の状態により異なるが天然歯の6割程度です |
噛み心地 |
天然歯とそれほど変わりません |
味覚 |
とくに天然歯と変わりません |
治療期間 |
比較的短期間 |
治療後の問題点 |
歯ぐきや支台の状態によりつくり直しが必要となることがあります |
「あらい歯科」での取り扱い入れ歯について
ノンクラスプデンチャー
当院で一番つくられている部分入れ歯です。弾力性のある特殊な素材ですので、フィット感があり金属のバネ(クラスプ)が不要です。バネがないので、残っている健康な歯に過度の負担をかけずに済みます。
特徴 | 歯ぐきを覆う部分に半透明の弾力性のある素材を使用した、バネのない自費診療の部分入れ歯です | |
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メリット |
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デメリット |
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金属床義歯
特徴 | 床部分を金属でつくる自費診療の入れ歯です | |
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メリット |
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デメリット |
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保険義歯
特徴 | 人工歯も床の部分も素材がレジン(歯科用プラスチック)でできている入れ歯です。部分入れ歯の場合はバネがつきます | |
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メリット |
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デメリット |
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入れ歯・ブリッジをつくったら……メインテナンスが重要です
入れ歯治療でもブリッジ治療でも治療が終わったら、メインテナンスの始まりです。せっかく整えたお口の環境をなるべく長く保つように毎日のご自宅でのケアとともに歯科医院での定期検診を受けましょう。
入れ歯の注意点
慣れるまでの間は
- やわらかい物から食べ始め、慣れていってください
- 最初はしゃべりにくいこともあります
- 調整のために数回は通院しましょう
取り外しについて
- 就寝時は粘膜を休ませるため入れ歯を外し、水または洗浄液に浸けておきましょう
- お口のブラッシングのときは、残っている歯、とくにバネがかかっている歯は入念にみがきましょう
清掃・保管について
- 入れ歯は専用ブラシできれいにしましょう
- 1週間に1~2回は入れ歯用洗浄剤を使いましょう
- 水または洗浄剤に浸けて乾燥による変形を防ぎましょう
ブリッジ治療をしたら
ブリッジの支台とした部分や歯ぐき部分は丁寧にブラッシングしましょう。まず、歯科医院でブラッシング指導を受けることをおすすめします。そして歯科医院での定期検診を活用し、歯のクリーニングを受けましょう。